「恋はみずいろ」を聴きながら

北海道釧路市で不動産鑑定士をしております小原孝太郎と申します。普段の生活を中心に書いてます。

忌野清志郎さん「ロックで独立する方法」を読む。

積ん読されている本をそのままにして置けない性分(もったいないと思ってしまう)なので、書店でたまたま手に取った表題の本を読んでました。実は忌野清志郎さんのファンというわけではなく、今更ミュージシャンを夢見て独立しようと思ったわけでもなく(笑)、パッと見て、これは一読してみたいなぁという一種の勘みたいなものが働いてチョイスしてみた一冊でした。もう数ヶ月も前のことです。


私のしている仕事(不動産鑑定士)とは全く違うロックミュージシャンの世界の話ですが、一貫して独立して仕事をしていくということがどういうことかという普遍的なテーマについて、自身の経験から語られている一冊です。独立するというのが、会社を作ってお終いという「点」の作業ではなく、自身の信じることを少しずつ実現していく「線」の作業だということが一番私には刺さった言葉であります。自分自身を振り返ってみた時、独立開業したとはいえ、その実感が乏しかった理由がわかった気がしました。


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(硫黄山で見た「雨上がり…」の空が綺麗でした)



もう一つは、少しでも仕事の質だったり、経営内容を良くしたいという気持ちで、色んなアドバイスを取り入れようとしてきたけれども、それが正しいことだったのかどうか、ということ。自分の道、軸を貫く中で、あまりむやみやたらに反省ばかりするものではないのではないだろうか…?そんなことを考えさせられました。人によっては勇気をもらえる一冊かもしれません。


巻末には、最近読んだ「ポトムライムの舟」の著者、津村記久子さんが解説を書かれていて、非常に共感してしまいました。非常に良質な「ビジネス書」に出会えた気がします。この四月に復刻したそうですが、復刻本もまた素晴らしい本が多いのかもしれませんね。