「恋はみずいろ」を聴きながら

北海道釧路市で不動産鑑定士をしております小原孝太郎と申します。普段の生活を中心に書いてます。

群生するアヤメと一輪のエゾカンゾウ

昨日の日帰り出張の途上、霧多布湿原沿いの無料駐車スペースに車を停めて、昼食をとりました。車窓沿いから見ても紫色のアヤメがすごく綺麗で、食後の短い間だけど、車を降りて霧多布湿原内に設置された木道を歩いてました。霧多布湿原釧路市から、根室市方向に向かう途中にある浜中町の沿岸部にある国内三番目に広い湿原です。


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こちらは「霧多布湿原ナショナルトラスト」さんで整備された木道。私も極めて少額ながら二年前から寄付していますが、毎年お便りを頂いており、一度夏季に原生の花たちが咲いているところを見てみたかったのです。


先日読んだ井上靖さんの「比良のシャクナゲ」という作品(「猟銃・闘牛」という作品集に併録されてます)で、老境でちょっと偏屈な主人公が、人生の節目節目で見た琵琶湖の西側の山々に咲くシャクナゲの花を思い出すという話なんですが、なぜか表題二作よりも印象に残ってしまい、こういう野生の花に興味を持ったということもあります。


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(温根内も霧多布も、木道がすごくきれいに整備されています)


季節は7月も下旬。

アヤメは咲き誇る反面、6月から7月初旬が見頃とされる山吹色のエゾカンゾウは終わったのか…と諦めたところ、一輪だけエゾカンゾウが!


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7月初旬に見に来ることができなかった私をギリギリ待っていてくれた、そんな気がして嬉しかったです。


仕事のこと、普段ブログには書かないようにしている私ですが、昨日は新たなお役目を頂きました。地方で鑑定士をするということは、仕事的にもエリア的にもボーダーレスなこの時代にあって、どこか時代遅れではないのかとそんな気がしてましたが、室蘭、釧路という人口減少下のエリアで仕事をしてきたということは、一見ハンディのように考えしまっていたけれど、実はものすごいアドバンテージなのかもしれないと感じました。私のなすべきこと、私だからできることを、またひとつ教えていただいた気がします。大きな時代の変化の中では、私のなすべきことは今ある仕事を維持・発展させていくよりも、それを転換していくことが私には求められているのかもしれません。

今回の仕事はもちろんですが、このエゾカンゾウみたいに、もっと胸を張って仕事をしたい、そう思いました。