「恋はみずいろ」を聴きながら

北海道釧路市で不動産鑑定士をしております小原孝太郎と申します。普段の生活を中心に書いてます。

ラストが迫る「菜の花の沖」

大きな仕事をひと段落させ、ちょっとブランクがありながらも、司馬遼太郎さんの「菜の花の沖」最終第六巻を読んでいます。ラストまであと100頁あたりまできました。ロシア側の人質になった高田屋嘉兵衛さんと、ロシア船の艦長リコルドとの緊迫したやり取りが描かれてます。

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鎖国というのが、いかに異常な状況で、私達が歴史の時間に習ったペリーの黒船来航みたいな外国船の来航が、その四十年前ぐらいからいつ起きてもおかしくなかったということがわかりました。

それと、こういう外国との交渉でも、人と人との信頼といいますか、人間的な魅力というものがすごく大切だということも…やはり、両政府の仲介役として、嘉兵衛さんが慎重かつ的確な手順、言葉を選んでいるのが(脚色もあるんでしょうが)、素晴らしい。捕捉されたのが45歳の時ですが、やっぱり少年時代に淡路島で二つの漁村の板挟みになった経験がここで生きてくるというのが、歴史というか人の人生というものが、すごくドラマチックだと思いました(驚)どこかの殿様だったらロシア側も立てて、ここまでできただろうか…


ブランクができてしまいましたが、あまりそれを感じることなく、すんなり読み進めていけそうです。