「恋はみずいろ」を聴きながら

北海道釧路市で不動産鑑定士をしております小原孝太郎と申します。普段の生活を中心に書いてます。

「坂の上の雲」と「菜の花の沖」

お昼に司馬遼太郎さんの「菜の花の沖」を十数ページ読み進めました。根室にロシアからやって来たラクスマンのエピソードのところを読んでました。ラクスマンさんはロシア出身の方ではなくて、北欧からロシアに招かれたお雇い外国人だというのを初めて知りました。

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この「菜の花の沖」を読んでいるとすごく親ロシア的な小説だなと思いました。大学時代、同じ司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」を完読したことがあって、「坂の上の雲」はまさしく戦史的な感じの作品だったと感じましたが、この「菜の花の沖」はロシアの文化や事情が丁寧に紹介されているのが面白いです。江戸時代後期の、鎖国体制の日本より、ヨーロッパ各国や近隣諸国の優れたところを積極的に取り入れようとするロシアを好意的に描いている感じを受けました。今日はあまり読み進められなかったけど、昔読んだ「坂の上の雲」のことをちょっと思い出してしまいました。まだ最後まで読んでませんが、道東地方が沢山登場している上に、平和的な物語なので、おそらく今読んでいる「菜の花の沖」の方が私好みの作品になりそうな、そんな予感がしています。