「恋はみずいろ」を聴きながら

北海道釧路市で不動産鑑定士をしております小原孝太郎と申します。普段の生活を中心に書いてます。

「グレート・ギャツビー」再読後の感想。

光文社古典新訳文庫での「グレート・ギャツビー」を昨日ようやく読み終えました。新訳で二回目に同じ作品を読んだわりには、意外に時間がかかってしまったという感じです。以前読んだ新潮文庫版と比較しながら読んだのが、時間がかかってしまった理由かもしれません。

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ストーリー展開もドラマチックな作品なのですが、名言が全編に散りばめられていたのが良かったです。最後の数行も心に沁みました(私自身が年齢を取ったということなんだと思います…)

私は戦後生まれの日本人なので、こういう豪華さの裏にあるアメリカ男性の悲哀が、従軍経験から来るような気がしました。全体として、一見恋愛物のように見えて。戦争を生き残った男性達の無常感というものが、影を落としているように感じます。

もう一つは、最後の方にギャツビーが成功法則みたいなものを箇条書きにしてメモとして残しておいたというエピソードがでてきますが、私も今でこそあまりビジネス書は読まなくなりましたが、20代から30歳すぎまで、色んなビジネス書を読んでいたなぁとそんなことを思い出しました。今思い返したみると、軽薄な内容のものもかなり読んでました(笑)でも、それもその年齢の時には必要なことのようにも思えるのです。スコット・F・フィッツジェラルドの作品、他には新潮文庫で「バビロン帰還」などが入った短編集がでているはずなのですが、今回「復習」したので、是非一読してみたいと思っています。