「恋はみずいろ」を聴きながら

北海道釧路市で不動産鑑定士をしております小原孝太郎と申します。普段の生活を中心に書いてます。

カズオ・イシグロさん「忘れられた巨人」を購入

今読んでいるスコット・F・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」もラストが迫ってきましたので、今週書店で前から気になっていた一冊を調達してきました。カズオ・イシグロさんの最新作「忘れてられた巨人」です。実は今日は札幌に用事があり、JRでの移動中に読もうと思ってました。札幌と釧路の間は特急で往復8時間、有効に使いたいと思ったのです。

f:id:obarakotaro:20180302214248j:plain

(漫画もよく読みます)


カズオ・イシグロさんのノーベル文学賞発表から、

日の名残り」→「浮世の画家」→「わたしを離さないで」→「遠い山なみの光」→「夜想曲集」の順で読んできました。この順次は、我ながら良い順序で読んだと思っていて、まだカズオ・イシグロさんを読んだことがない方にはオススメです(笑)

f:id:obarakotaro:20180306064341j:plain

(舞台は全く違うが、全て自分の過去と向き合うことがテーマになっていると感じました)

ずっと最新作の「忘れられた巨人」が気になってました。過去とどう向き合うべきかということ、つまり何を憶えているべきで何を忘れるべきなのか、というテーマにすごく惹かれるのです。

仕事であれプライベートな会合であれ、昔の、私自身生まれる以前の、釧路の姿、歴史に向き合わなければならない場面に何回も遭遇しましてきました。そんな時、昔の栄えていた頃の釧路を強調する話をよく聞いてきたのだけれど、今現在、そして(定住人口が減り行く)将来を考えていく時にそれが果たして本当に必要なことなのだろうか?と思ってしまう自分がいます。他方、かつての自然災害の事実、歴史を目にして、これはきちんと将来に伝えなければならないことだと強く感じる自分もいるのです。過去を現在と切り離すことは全くできないでしょうが、この作品を読むことで、過去、歴史をどのように選別していくべきなのか、その答えがすぐに出るとは思いませんが、過去との向き合い方を知る、考えるヒントになればと思っています。


まずは今読んでいる「グレート・ギャツビー」を読み終えてからですね(笑)やはり、好きな読書がらみのテーマだとやはりブログが書きやすいかもしれません。