「恋はみずいろ」を聴きながら

北海道釧路市で不動産鑑定士をしております小原孝太郎と申します。普段の生活を中心に書いてます。

道東沖の巨大地震予測で感じたこと

昨日の夕刊から今日の朝刊にかけて、北海道太平洋側の、この道東沖(千島沖から根室沖、十勝沖にかけて)で向こう30年間のうちに、マグニチュード9程度の巨大地震が発生する危険性が非常に高まっているとする政府の地震調査委員会の発表が、大きくニュースとして取り上げられていました。

 

当然、釧路で生活し、仕事をしている私にとっては大きなニュースです。

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(12月、霧多布湿原展望台から太平洋を望む。トイレタイムに撮影)

 

しかしながら、私も大きな地震には子供の頃から、何度も遭遇してきました。高校生の時は2回も震度6地震を経験して、津波警報の時には湿原展望台まで非難したこともありますし、飲食店が集積する繁華街が津波で浸水するさまも見てきました。市内の一部で起きた液状化現象やがけ崩れのことも、見聞きしてきました。おそらく、今回の発表を、釧路及びその周辺市町の方々は比較的冷静に受けとめているのではないかと推測します。すでに、それらを覚悟のうえで、この沿岸地域で生活しているのではないだろうかと。

東日本大震災の時の被害が、他人事とは思えないと感じましたし、もちろん今まで想定できない地震であることを考えれば、油断は大敵です。備えを万全にしておくこと、万一の際の避難経路について家族で話し合っておくこと、冬季の場合に暖をとれる準備をしておくこと、それらは地域に住む一人として、家庭の一員として、きちんと準備しておくべきことは言うまでもありません。

 

もう一つ思ったことは、命を守るということだけではなくて、どれだけ注意を払っていても、人間の手には負えないことが絶対にあるわけですから、この生きている時間をとにかく大切に、充実したものにしていくことがすごく大切なのではないかと思いました。自分自身がどう生き残るか、どう家族や地域を守るかもすごく大切ですが、私たち一人ひとりはいずれ死ぬわけですから、この命をどう使い切るか、そのことの方が大事なことなのかもしれないと、このニュースを聞いて(もしかしたら諦観みたいなものかもしれませんが)改めて思いました。

去年見た新海誠監督の映画「君の名は。」や今読んでいるカズオ・イシグロさんの「わたしを離さないで」の影響かもしれませんが、今を大事に、今していることで後に何を残していけるかを考えるべきなのかもしれません。

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(もちろん、向こう30年で地震起きなければ、それが一番ハッピーなのわけだけども・・・)