「恋はみずいろ」を聴きながら

北海道釧路市で不動産鑑定士をしております小原孝太郎と申します。普段の生活を中心に書いてます。

良ビジネス書のような「日の名残り」

カズオ・イシグロさんの「日の名残り」ですが、昨夜で半分ぐらいまで読み終えました。(章でいうと「二日目朝」というところまで)一日30頁ぐらいずつのペースですが・・・一晩につきワンフレーズぐらいで、心に残る言葉が出てきます。

 

英国名門貴族に仕える執事が主人公、語り手のお話なのですが、ここまで読んだ感想としては、ビジネス書を読んでいるみたいで、自分の仕事に置き換えるとどうなるかなぁとそんな見方をしながら読んでいます。

 

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(ハヤカワepi文庫って、初めて手にとりました)

 

同じ執事であった父親の姿を重ねつつ、「品格のある執事」について主人公が述べているところがすごく印象的でした。執事という仕事を通して物語は綴られているのだけれども、スティーブンスさん自身のエピソードも、スティーブンスのお父さんのエピソードも仕事をしている人間であれば誰もが通らなくてはならない、向き合わなくてはならない場面が描かれていて、文芸書というよりは、むしろビジネス書として、読んで良かったと、まだ半分なのですが、感じたところ。後半も楽しみです。

 

読書の秋の季節を通り越して、釧路では冬に突入しました感じがしますが(笑)、これからの冬のインドア生活を送るにあたり、ノーベル賞受賞は別にして)もっともっと作品を読んでみたい作家さんですね。