「恋はみずいろ」を聴きながら

北海道釧路市で不動産鑑定士をしております小原孝太郎と申します。普段の生活を中心に書いてます。

カズオ・イシグロさんの作品を探しに

昨日、今日とカズオ・イシグロさんの本を探しに、市内の書店を何軒か巡ったのですが、案の定、どこも品切れでした(涙)

 

こういうことは今までもありましたので、いずれ品不足は解消するだろうと思い、別の作品を読みつつ、品薄状態が解消されるのを待つことにして、この連休中、二冊購入しました。一冊は、イシグロさんと作風が近いとされる、村上春樹さんの「スプトーニクの恋人」。長編で読んでないのは「騎士団長殺し」とこの作品だけになりました。

もう一冊は、70年以上前のノーベル文学賞作家であるヘルマン・ヘッセ氏の「デミアン」です。


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(どちらの作品も今回のノーベル賞発表と関係なしに読みたいと思ってました)

 

組織・システムという枠組みが変化した時に、個人というものが(私自身が)、ふるまうべきか、そういうテーマに、すごく興味があります。多分私が士業という国家資格制度の中で働いてきた(いく)からなのかもしれませんし、大学3年の時に遭遇した大企業の倒産、鑑定士登録一年目秋に起きたリーマンショック独立が視野に入ってきた時に起きた東日本大震災そういった個人の力ではどうしようもならない出来事が、知らず知らず影響しているのかもしれません。

 

加えて将来を見ていくと、今後士業を含む国家資格制度を国家がどのように扱っていくのか、私はどうしても悲観的に考えてしまいます。

 

そんな環境の中で、自分(自社)だけが生き残っていくことを考えるとか、業界だけが生き延びる延命策を考えたり行動することに、私個人の限られたエネルギーを注ぐことが本当にいいのか、疑わしく思っている思っている自分がいます。(実際問題としてはそれはそれですごく大切なことだとも思います)


士業の方なら、誰もが感じているそういう問題に対して、私個人として、どう振舞うべきなのか、どういう姿勢で臨むべきか、それを文学作品から少しでも得られたら、そう思って最近は日々読書をしている気がします。(単にビジネス書より文学作品を読む方が好きなだけかもしれませんね・・・)

 

そんなわけで、決して急いでいるわけではないけれど、イシグロさんの作品を実際に手にするのを楽しみにしています。