「恋はみずいろ」を聴きながら

北海道釧路市で不動産鑑定士をしております小原孝太郎と申します。普段の生活を中心に書いてます。

町田康さん「告白」を読み始める。

私のSNS発信やブログ記事を見てくださっていらっしゃる、ある方から読んでいる本が文庫の薄い本が多いんじゃないか、と冗談交じりで指摘されてしまったことがありました(笑)

だからといって、ムキになって分厚い本を読もうとしているわけではないのですが、今年の読書の秋、「項羽と劉邦」の次は、町田康さんの「告白」に挑戦です。

町田康さんの作品に漂う頽廃的というか、虚無感、脱力感が好きで、これまで「くっすん大黒」「夫婦茶碗」「きれぎれ」を読んできたのですが、この作品もアマゾンのブックレビュー、北海道新聞の書評などで気になっていた作品でした。「河内十人斬り」という実在した殺人事件がベースになっているとのこと。北海道に住む私には河内音頭も正直馴染みがありませんが、大政奉還から明治時代にかけての物語のようです。


軽妙な河内弁の会話文でテンポよく物語は進んでいきます。私も読み始めたばかりですが、すでに50頁ぐらい進みました。十代、二十代で出会っていたら夜更かしして一気に読んだかもしれません。

スタートしたばかりですが、小気味よい文体の中に、胸に突き刺さる言葉がいくつもちりばめられてますね。


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(弁当箱みたいな文庫本。ハヤカワ文庫の「ロンググッバイ」よりはるかに分厚いです)