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「恋はみずいろ」を聴きながら

北海道釧路市で不動産鑑定士をしております小原孝太郎と申します。普段の生活を中心に書いてます。

「象の墓場」と「ノルウェイの森」

何度か私のブログに登場してきた

巨大フィルム会社を舞台にした

楡周平さんの「象の墓場」ですが、f:id:obarakotaro:20170424233432j:plain

(語り部の最上さんがどうなったかはネタバレになるので、ブログで書くのは控えたいと思います…笑)


時間が少しかかってしまいましたが、先週末で読み終えました。

後半部分はデジタル化の波に呑まれていく中、様々な角度から試行錯誤をしていく会社内部の人間模様がどこか切なく感じました。


この小説はビジネス系、経済小説に分類されると思うのですが、私はなぜか村上春樹さんの代表作「ノルウェイの森」を連想してしまいました。悲劇的な結末を予感しながらなんとか恋人との関係を発展させていこうとするワタナベ君と、会社の中間管理職として組織の存続をなんとか図ろうとする、「象の墓場」の語り部最上さんがどうしても被ってみえてしまいました…


どちらの作品も悲しい結末でなんとかならなかったのかな…という思いが残るのも共通してます。こんなこと考えてしまったのは私ぐらいでしょうか?


いずれにせよ、この「象の墓場」、老若を問わず、多くの方に読んでもらいたいと思っています。