「恋はみずいろ」を聴きながら

北海道釧路市で不動産鑑定士をしております小原孝太郎と申します。普段の生活を中心に書いてます。

読書日記(文芸)

面白くなってきた「スプトーニクの恋人」

最近寝る前に読んでいる「スプトーニクの恋人」ですが、150頁あたりから面白くなってきました。(ギリシャへ舞台を移したあたりから) (串刺しされて殺されるのも嫌ですが、宇宙空間の中で孤独の中でジワジワ死んでいくのも嫌ですね・・・私たちの殆どはそ…

「スプトーニクの恋人」を読んでます。

村上春樹さんの長編小説で読んでいない作品が「騎士団長殺し」と表題の「スプトーニクの恋人」だけになりました。この「スプトーニクの恋人」、先週あたりから1日30頁位ずつのペースで読んでおります。(語り手の男性の貞操観念が私とは全然違うのが気にな…

2017年のノーベル文学賞のこと。

昨夜イギリスのカズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を受賞した とのニュースをネット記事で読み、 あらためて今朝の新聞で代表作やインタビューの記事を読みました。 カズオ・イシグロさんのお名前は 村上春樹さんのエッセイ(「雑文集」)でお見かけした…

久々に「深夜特急」の旅に戻る。

弁当箱のような文庫本「告白」を読み終え、どこか物哀しいエンディングだったせいもあって、本好きの私もさすがにここ2日ほどは本を開きたくなかったのですが、今晩から沢木耕太郎さんの「深夜特急」の第三巻を読み始めました。第三巻はインド、ネパール編…

ラストが迫る町田康さんの「告白」

先月から読み始めた町田康さんの「告白」。なかなか読み進めることができずにいましたが、昨日から今日にかけて、半分を過ぎたあたりから読むスピードがアップして、現在残り約150ページ位となりました。(私も熊太郎ほどではないけど、思弁的というか、物事…

「アイヌ神謡集」を読む。

今の釧路市立図書館(幣舞町)が北大通地区の新しい北海道銀行ビルへ移転することに伴い、9月末の閉館まで本当に残りわずかとなりました。(昨日は漁船が連なっているのが見えました)私はよくこちら3階の郷土資料室で調べ物をしていたのですが、昨日調べ…

町田康さん「告白」を半分まで読む。

秋の夜長だからというわけではないのですが、 文庫本で800頁を超える「告白」(町田康さん)を読んでおりますが、 ようやく半分の400頁を超えたところです。 長編小説を読む時、私の場合は いつもコツコツ30頁ぐらい、今夜は一節だけ読む、みたいに …

読んだ作品の中の不動産事情

今日は台風18号が北海道に上陸し、 私の住んでいる釧路でも猛威をふるっておりました。 停電になった地区もあるようです。そんなこともあって、 本日は午前は休養、午後からたまっていた経理作業、事務作業を 黙々とこなしておりました。 晴耕雨読というわ…

町田康さん「告白」を読み始める。

私のSNS発信やブログ記事を見てくださっていらっしゃる、ある方から読んでいる本が文庫の薄い本が多いんじゃないか、と冗談交じりで指摘されてしまったことがありました(笑)だからといって、ムキになって分厚い本を読もうとしているわけではないのですが、今…

「項羽と劉邦」を読み終えて

昨夜でようやく司馬遼太郎さんの「項羽と劉邦」を全て読み終えました。 8月の初旬頃読み始めたので、約1ヶ月とちょっとかかりましたが、 こういった長編作品を読み終えると、やはり達成感がありますね。 (「秦」の側を描いた「キングダム」という漫画も人…

ラストが近い「項羽と劉邦」

最近の就寝前の読書タイムはすぐ寝落ちしてしまって10頁も読めたらいい方で、8月始めに読み始めた「項羽と劉邦」は下巻入りしてから全然読み進めてません(汗)途中別の作品を読んだせいもありますが…私が学生時代から本が好きで、若い頃からもっと本を読…

「項羽と劉邦」(下巻)に戻って

昨日から9月がスタート、読書するにはいい季節になりましたね。就寝前の読書は高倉健さんのエッセイに寄り道してしまいましたが、再び司馬遼太郎さんの「項羽と劉邦」に戻って夜毎少しずつ読んでます。下巻に入ると、圧政から解き放たれていくせいか、大量…

高倉健さん「あなたに褒められたくて」を読んでいます。

昨日釧路芸術館の販売コーナーで買ってきた高倉健さんのエッセイ「あなたに褒められたくて」を昨夜から読んでいます。「項羽と劉邦」下巻と同時並行で読んでいるわけですが、2冊同時に別の本を読むのは、不器用な私には珍しいことです。どのエッセイも人との…

沢木耕太郎さん「バーボンストリート」を少しだけ再読。

昨日、今日とトウモロコシを食べる機会がありました。こんなふうにトウモロコシを食べたり、仕事で移動中にトウモロコシ畑が広がっている光景を見ていると、沢木耕太郎さんの「バーボンストリート」の中の「トウモロコシ畑から贈物」というエッセイを不思議…

ジンギスカン、秋刀魚姿焼き、コーンバター。

今日の釧路も快晴で暑すぎず、寒すぎず、風が気持ち良い、過ごしやすい一日でした。そんなこともあって、今日の夕飯は妻の提案で、自宅のカーポート内で炭を起こしてジンギスカンをすることにしました!(市販の定番ジンギスカンのタレ)せっかく炭火を起こ…

「項羽と劉邦(中)」を読み終えて

今朝の北海道新聞のコラムでも秦の始皇帝の話が書かれてましたが、私も司馬遼太郎さんの「項羽と劉邦」の中巻を読み終え、下巻を残すのみとなりました。(実子を馬車から落とすエピソードは凄まじい…)上巻ではあまり登場してこなかった劉邦がこの中巻ではタ…

「項羽と劉邦」中巻に入りました。

妻の実家への移動中に読み始めた司馬遼太郎さんの「項羽と劉邦」ですが、昨夜上巻を読み終え、中巻を読み始めたところです。フィクションの部分もあるでしょうが、項羽の大量虐殺は相変わらず続いています。20万人の秦兵の虐殺とか、想像もつかないですね。…

「項羽と劉邦」(上)を読んでます。

「TSUGUMI」の次は司馬遼太郎さんの「項羽と劉邦」を読んでいます。この小説は私が大学受験した数年前の、センター試験の小説(第2問)の題材になった作品でした。(確か「四面楚歌」の場面が出題されて、過去問で読んだ記憶があります) (新潮文庫版で読…

「TSUGUMI」の読後感想

飲み会の文学談義がきっかけで読み始めたよしもとばななさんの「TSUGUMI」でしたが、読みやすい文体もあって、約2日ぐらいで読み終えました。あらすじの詳細は殆ど覚えてなかったのですが、読み進めていくにつれ、こんなシーンがあったあったと、少しずつ記…

吉本ばななさん「TSUGUMI」を読み直す

久々に読書の投稿になります。 先日札幌出張の際、かつてすごくお世話になったある方と 一緒にお酒を飲む機会がありました。 私の普段のSNS発信で読書感想が多いからなのか、 このブログで読書感想を書き綴っているからなのか、わかりませんが、 私が読書…

「深夜特急」第二巻巻末の対談を読んで。

このブログの中に何度も登場している旅行記「深夜特急」ですが、二十才の頃、あっという間に読み終えたのとは対照的に、四十才の今読むと時間かかってしまってます(笑)多分本を読む速度自体はそんなに衰えているとは思わないのだけれど、ジェネレーション的…

「深夜特急」はマレー半島へ

寝る前に少しずつ読んでいる沢木耕太郎さんの「深夜特急」ですが、マカオのあたりから面白くなってきました。この旅行記、新潮文庫では6分冊となっていますが、今読んでいるのは2冊目の冒頭のところになります。(ここまでは特急で移動しているのではなく…

マカオ入りした「深夜特急」

ここ数日読書はお休みしてましたが今夜は久々に沢木耕太郎さんの「深夜特急」の第一巻の後半を読み進めています。香港からマカオへ旅は進んでいくのですが、マカオのカジノで大小というのに、のめり込んでいく描写が非常に面白く、学生時代に読んだ時もギャ…

沢木耕太郎さん「深夜特急」再読開始

先週たまたま立ち寄った近所のカフェで、沢木耕太郎さんの「深夜特急」の文庫本シリーズを見かけました。大学入学してまもない時期に一気読みしたユーラシア大陸横断のノンフィクション小説だったので思わず手にとってペースを開いてました。懐かしい。店主…

「陰翳礼讃」から感じたこと

今週就寝前に読んでいた谷崎潤一郎氏の「陰翳礼讃」ですが、今日で全ての併録作品を読み終えました。私が買った中公文庫では「懶惰の説」「恋愛及び色情」「客ぎらい」「旅のいろいろ」「厠のいろいろ」が入っています。他の文庫版だと併録作品が違うかもし…

谷崎潤一郎氏「陰翳礼讚」読後感想

この土日で昭和を代表する文豪の一人谷崎潤一郎氏の「陰翳礼讚」を読んでおりました。他の出版社さんからも出ているかもしれませんが、私は今回中公文庫から出ているものを購入して、読んでます。 (かなり外国文化に対してズバズバとした書き方をしてるのが…

川端康成さん「古都」読中感想。

前回読んでいた「悼む人」のテーマが深遠と言いますか、濃密だったので、なかなか次の本を手に取る気にならずにいたのですが、また昨日の夜から就寝前の読書を再開しました。今読んでいるのは古典の部類に入ると思うのですが、川端康成さんの「古都」です。…

「悼む人」(下巻)を読み終えて

ついこの数日前に上巻を読み終えたばかりの「悼む人」ですが、下巻はストーリーが佳境に入ったためか、あっという間に読み終えてしまいました。主人公静人を取り巻く三人だけではなく、全編を通して沢山の「死」が登場するため、非常に重層的な小説で、事件…

「悼む人」(上巻)を読み終えて

昨日は夢中で山菜採りをしてしまった反動で早々寝てしまいブログを休んでしまったので、今日はもう一つ記事を書きます。先週から読み始めた天童荒太さんの「悼む人」の上巻を昨日の日曜の早朝に読み終えました。その前日の土曜に雨が降り、息子も体調を崩し…

天童荒太さん「悼む人」を読み始める。

ウォーキングやジョギングを生活に取り入れた反動(?)で、 数日珍しく本を全く開いてませんでしたが、 昨日からまた本を読み始めました。 天童荒太さんの作品を読むのは、実は初めてです。 この作品も、直木賞受賞作ということもさることながら、 同賞受賞…