「恋はみずいろ」を聴きながら

北海道釧路市で不動産鑑定士をしております小原孝太郎と申します。普段の生活を中心に書いてます。

読書日記(文芸)

「項羽と劉邦」中巻に入りました。

妻の実家への移動中に読み始めた司馬遼太郎さんの「項羽と劉邦」ですが、昨夜上巻を読み終え、中巻を読み始めたところです。フィクションの部分もあるでしょうが、項羽の大量虐殺は相変わらず続いています。20万人の秦兵の虐殺とか、想像もつかないですね。…

「項羽と劉邦」(上)を読んでます。

「TSUGUMI」の次は司馬遼太郎さんの「項羽と劉邦」を読んでいます。この小説は私が大学受験した数年前の、センター試験の小説(第2問)の題材になった作品でした。(確か「四面楚歌」の場面が出題されて、過去問で読んだ記憶があります) (新潮文庫版で読…

「TSUGUMI」の読後感想

飲み会の文学談義がきっかけで読み始めたよしもとばななさんの「TSUGUMI」でしたが、読みやすい文体もあって、約2日ぐらいで読み終えました。あらすじの詳細は殆ど覚えてなかったのですが、読み進めていくにつれ、こんなシーンがあったあったと、少しずつ記…

吉本ばななさん「TSUGUMI」を読み直す

久々に読書の投稿になります。 先日札幌出張の際、かつてすごくお世話になったある方と 一緒にお酒を飲む機会がありました。 私の普段のSNS発信で読書感想が多いからなのか、 このブログで読書感想を書き綴っているからなのか、わかりませんが、 私が読書…

「深夜特急」第二巻巻末の対談を読んで。

このブログの中に何度も登場している旅行記「深夜特急」ですが、二十才の頃、あっという間に読み終えたのとは対照的に、四十才の今読むと時間かかってしまってます(笑)多分本を読む速度自体はそんなに衰えているとは思わないのだけれど、ジェネレーション的…

「深夜特急」はマレー半島へ

寝る前に少しずつ読んでいる沢木耕太郎さんの「深夜特急」ですが、マカオのあたりから面白くなってきました。この旅行記、新潮文庫では6分冊となっていますが、今読んでいるのは2冊目の冒頭のところになります。(ここまでは特急で移動しているのではなく…

マカオ入りした「深夜特急」

ここ数日読書はお休みしてましたが今夜は久々に沢木耕太郎さんの「深夜特急」の第一巻の後半を読み進めています。香港からマカオへ旅は進んでいくのですが、マカオのカジノで大小というのに、のめり込んでいく描写が非常に面白く、学生時代に読んだ時もギャ…

沢木耕太郎さん「深夜特急」再読開始

先週たまたま立ち寄った近所のカフェで、沢木耕太郎さんの「深夜特急」の文庫本シリーズを見かけました。大学入学してまもない時期に一気読みしたユーラシア大陸横断のノンフィクション小説だったので思わず手にとってペースを開いてました。懐かしい。店主…

「陰翳礼讃」から感じたこと

今週就寝前に読んでいた谷崎潤一郎氏の「陰翳礼讃」ですが、今日で全ての併録作品を読み終えました。私が買った中公文庫では「懶惰の説」「恋愛及び色情」「客ぎらい」「旅のいろいろ」「厠のいろいろ」が入っています。他の文庫版だと併録作品が違うかもし…

谷崎潤一郎氏「陰翳礼讚」読後感想

この土日で昭和を代表する文豪の一人谷崎潤一郎氏の「陰翳礼讚」を読んでおりました。他の出版社さんからも出ているかもしれませんが、私は今回中公文庫から出ているものを購入して、読んでます。 (かなり外国文化に対してズバズバとした書き方をしてるのが…

川端康成さん「古都」読中感想。

前回読んでいた「悼む人」のテーマが深遠と言いますか、濃密だったので、なかなか次の本を手に取る気にならずにいたのですが、また昨日の夜から就寝前の読書を再開しました。今読んでいるのは古典の部類に入ると思うのですが、川端康成さんの「古都」です。…

「悼む人」(下巻)を読み終えて

ついこの数日前に上巻を読み終えたばかりの「悼む人」ですが、下巻はストーリーが佳境に入ったためか、あっという間に読み終えてしまいました。主人公静人を取り巻く三人だけではなく、全編を通して沢山の「死」が登場するため、非常に重層的な小説で、事件…

「悼む人」(上巻)を読み終えて

昨日は夢中で山菜採りをしてしまった反動で早々寝てしまいブログを休んでしまったので、今日はもう一つ記事を書きます。先週から読み始めた天童荒太さんの「悼む人」の上巻を昨日の日曜の早朝に読み終えました。その前日の土曜に雨が降り、息子も体調を崩し…

天童荒太さん「悼む人」を読み始める。

ウォーキングやジョギングを生活に取り入れた反動(?)で、 数日珍しく本を全く開いてませんでしたが、 昨日からまた本を読み始めました。 天童荒太さんの作品を読むのは、実は初めてです。 この作品も、直木賞受賞作ということもさることながら、 同賞受賞…

村上春樹さん「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んで

春が到来し、ダイエットや体力作りも兼ねて 何か体を動かしたいという気持ちが強くなってきました。 以前から独身時代のようにジョギング習慣を復活させたいとは 思っていたのですが、中々時間がとれず(←これは言い訳ですが)、 ここ数年運動不足の日々を過…

「海馬(トド)」の中の「銃を置く」を読む

吉村昭さんの「海馬(トド)」という動物と人間をテーマにした短編小説集を 一日一話のペースで読んでいます。 昨夜はちょうど北海道の熊撃ちをテーマにした「銃を置く」を読みました。 毎年山菜採りなどでクマに襲われるというニュースを目にするのですが、…

吉村昭さん「海馬(トド)」を読み始めた

大事な会合があったり、日帰り出張が続いたりでなかなかブログが途切れてましたが、また時間の許す範囲でコツコツ書いていきます。「雷桜」を読み終えてからしばらく寝る前に本を開いてもすぐ眠ってしまっていたのですが、朝方から表題の作品集を読み始めま…

宇江佐真理さん「雷桜」を読み進めて

ゴールデンウィークに訪れた十勝地方だけではなく、 北見地方や中標津、釧路市音別地区の方でも 桜の開花の知らせを聞くようになりました。 いよいよ釧路でも桜の開花が近づいてきた気がします。 釧路に桜が咲く頃までに読み終えたいと思っていた 宇江佐真理…

村上春樹さん「象の消滅」を再読。

今年のゴールデンウィークも今日で終わりですね。この土日は休養にあてたり、事務所内の整理や事務所前の草むしりなどして、徐々に仕事モードに切り替えておりました。そんな合間、スマホの中の写真を見直していて、帯広動物園で撮影したゾウの写真を見てふ…

池波正太郎さん「一升枡の度量」読後感想。

このゴールデンウィーク、いつもと違う生活リズムになってしまっていて、今月に入ってからブログ記事をあまり書いていませんでしたが、久々の読書感想の投稿になります。この本はキャンプに持って行った本のうちの一冊。5月から8月の快晴の休日、外で公園の…

宇江佐真理さん「雷桜」を読み始める

東北地方や北海道南部では今が桜の季節のようですが、私の生活する釧路地方はまだまだ肌寒く桜の開花はまだ先のことになりそうです。今週から事務所から法務局への移動手段を試しに一回だけ自転車にしてみましたが、風がまだ冷たいです。ここ数年の運動不足…

「象の墓場」と「ノルウェイの森」

何度か私のブログに登場してきた巨大フィルム会社を舞台にした楡周平さんの「象の墓場」ですが、(語り部の最上さんがどうなったかはネタバレになるので、ブログで書くのは控えたいと思います…笑)時間が少しかかってしまいましたが、先週末で読み終えました…

「ダイヤモンドダスト」を読み終えて

先週土曜で南木佳士(なぎ・けいし)さんの 「ダイヤモンドダスト」を読み終えました。 この本には、「冬への順応」「長い影」「ワカサギを釣る」「ダイヤモンドダスト」の 4つの作品が入っています。 どれも医療に従事される方、病院が主な舞台となってい…

南木佳士さん「ダイヤモンドダスト」を読み始める

習慣になっている就寝前の読書タイムに今週から南木佳士さんの 「ダイヤモンドダスト」という作品集を読み始めました。こちらもSNS上で紹介されていた本で信州の病院を舞台とした作品集なのですが、自然の描写や、地方都市での生活の様子の描写が、非常に…

三浦綾子さん「母」を買ってみました

この土日はみなさん、いかがお過ごしでしたか? 家族がインフルエンザに罹ってしまったので、もっぱらインドア生活でしたが、 私は土曜の夜だけ、ちゃっかりとある読書会に参加してきました(笑) 前々からお誘いを受けてはいたのですが、時間がなかなかとれ…

芥川龍之介「戯作三昧」を読んで

先日文春文庫から文庫化された又吉直樹さんの「火花」を読み終え、 巻末エッセイで登場した芥川龍之介の「戯作三昧」を読んでみることにしました。 実はこの作品、SNS上でお見かけした、ある方の書棚にあったので、 前から読んでみたいとは思っていました…

又吉直樹さん「火花」の文庫化

五投稿連続で読書絡みのブログになります。今週は村上春樹さんの「騎士団長殺し」が発売開始になりましたが、文芸書はあたりはずれが大きいので、文庫本で買って読むことが割と多い私は、(文庫本も一昔前より高くなった気もしますが、ハズレで積ん読状態に…

「続泥流地帯」を読み始めて

昨日のブログにも書きましたが、 再び三浦綾子さんの「泥流地帯」の続編「続泥流地帯」のことについて ブログを書きます。まだ冒頭部分しか読んでおりませんが、 十勝岳噴火の後、国からの補償により、今まで住んでいた箇所から 転出すべきか否か、というの…

「続泥流地帯」に突入

数日前に書きました三浦綾子さんの「泥流地帯」の正編を読み終え、今夜から続編に突入しております。この作品、確かに地元北海道文学ではあるのですが、主人公兄弟の大正時代と私達の生きている現代とでは、全然私達の方が断然恵まれているということを痛い…

三浦綾子さん「泥流地帯」読中感想

今年に入ってから「塩狩峠」を読み終え、 SNS上でつながっている方や加入している経営者の団体の方からも 推薦していただいたので、次は同じ作者の表題作を少しずつ読んでおりますが、 この作品も思った以上に惹きつけられる作品だと感じています。 もっ…

正岡子規「墨汁一滴」で感じたこと

正岡子規がブログの始祖ではないか・・・という情報発信を見かけたことがあり、 今回、この本を手にとって読むことにしました。 墨汁一滴 (岩波文庫) 作者: 正岡子規 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1984/03/16 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 9回 …

三浦綾子さん「塩狩峠」を読み終えて

釧路市内はこの土日、日中気温が少しだけ上がって、 氷結リンク状態だった道路もすこしだけ溶けた感じでした。 私も昨日土曜の正午すぎ、事務所前の氷割りをしておりましたが、 写真のとおり、氷割り棒の先端が金属疲労(?)のため、 ぽっきりと折れてしま…

池波正太郎さん「散歩のとき何か食べたくなって」の感想

繁忙期のせいにしてはいけないのですし、 投稿するネタはそれなりにあったにもかかわらず、 しばらくブログをサボってしまっていたので、本日2つ投稿してみました(笑)。 先週読み終わった池波正太郎氏の表題のエッセイの感想です。 仕事的にあわただしい…

村上春樹さん「アフターダーク」を読んでます

就寝前の読書タイムですが、開高健さんの短編集の次は、 村上春樹さんの「アフターダーク」を読んでいます。 村上作品も昨年までエッセイを含め、かなり読みましたが、 まだ読んでいない長編小説が二つあります。 この「アフターダーク」と「スプトーニクの…

「ロマネ・コンティ・1935年」を読み終えて

正月休みは風邪をひいてしまったという話を昨日書きましたが、 昨年12月中旬より積ん読状態でした開高健さんの表題の作品集を ようやく元旦の夜に読み終えることができました。 6つの短編小説から構成されている作品集なのですが、 ラスト2作品が印象に…

「クリスマスキャロル」を読み直して

せっかくサンタさんがプレゼントを持ってきてくれたのに、 うちの息子は熱を出して早々寝てしまいました。 ちょっと寂しい気もしましたが、 私も読書タイムができたので、 ふと本棚奥からディケンズの「クリスマスキャロル」を読み直してみました。 大人にな…

久々に釧路和商市場に行って

先週の土曜日のことになりますが、 用事があって家族三人で釧路駅近くにあります、 釧路和商市場に行って来ました。 年末だったので、結構人が出ていましたね。 私の子供の頃は、両親が共働きだったので、 祖父母(二人とも故人ですが)によく連れられて、 …

ようやく「職業としての小説家」を読み終えて

今年のノーベル賞発表時期に文庫化された 村上春樹氏の「職業としての小説家」、 今朝方、早朝に1ヶ月かけてようやく読み終えました(汗) 私としては時間がかかった方です。 これは決してつまらなかったというわけではなく、 私が他のことに時間をとられて…

フィジカル的な強さについて

最近はベッドに入るとすぐ寝てしまう生活を送っているため、 全然読み進めていない村上春樹さんの「職業としての小説家」ですが、 昨日は少しだけ読むことができました。 今の繁忙期の話とリンクするのですが、 小説家という職業で一番大事なことはフィジカ…

「職業としての小説家」読中感想。

最近は風邪気味だったり、深夜まで仕事することもあって、 買った本を開くこともない日々が続いていたのですが、 昨夜は、表題の村上春樹さんの本を久々に読み進めることができました。 小説を読む、書くという立場で書かれているエッセイですが、 どうして…

SNSの影響力を実感。

今日は仕事の関係で国道44号(釧路・根室間の国道です) を走りましたが、何日か前にある方がFB投稿にて紹介していた 「のむヨーグルト」が非常に気になったので、 浜中・茶内のコープに寄り道して、 家族にお土産用に買ってみました! ラスト2本しかな…

約5年前の「小さき者へ」「生れ出づる悩み」

今週の北海道新聞の日曜版「本と旅する」は、 有島武郎氏の「生れ出づる悩み」で、北海道の岩内町が取り上げられてました。 この日曜版の連載、実は結構楽しみにしていて、 既に読んだ本が登場すると、嬉しくなってじっくり読んでしまいます。 今回の岩内町…

ノーベル文学賞は抜きにして

昨日の夜、仕事がひと段落したせいもあって、 久々に寝る前に読書タイムを設けることができました。 作品は村上春樹さんの「職業としての小説家」です。 しばらく書店には足を運んでいなかったわけですが、 先日書店の棚を眺めると、しばらく見ないうちに 村…

椎名誠さん「続・岳物語」読中感想

2日連続で読書関係の投稿になります。 昨日から読み始めた椎名誠さんの「続・岳物語」ですが、 これが非常に面白いし、共感できます! うちはプロレスごっこはやらないですが、 こういう父子関係に非常に憧れます。 作品が書かれたのは、私がまだ十代の頃。…

「郵便配達は二度ベルを鳴らす」読後感想

数日前に読み終えた表題の作品です。 読書の秋ではあるのですが、今年はなかなか本を読むより、 眠る前に考え事をしている時間が長いかも・・・ さて、この作品、翻訳作品でしたが、すごく読みやすかった。 多分原作も、翻訳も、素晴らしいということなんで…

村上春樹さん「やがて哀しき外国語」読後感想

昨日の夜でようやく 村上春樹さんのエッセイ「やがて哀しき外国語」を読み終えました。 前半までの感想を一度書いたのですが、後半も面白かったので、 同じ本で2回目の感想を書きます! 一つ一つのテーマがどれも興味深くて、 この本、じっくり丁寧に読んで…

「やがて哀しき外国語」読中感想。

今年に入ってから、村上春樹さんのエッセイを読んでいます。 今回は、アメリカ東部のプリンストンに滞在されていた時代のことを 日米の違いを中心にまとめられたエッセイ集になります。 都会暮らしではなく通勤時間がないという恵まれた環境にいる私ですが、…

「カフカ短篇集」に再挑戦。

久々に読書の投稿になります。 出張先の書店で見つけた岩波文庫の「カフカ短篇集」を 読んでいます。一つ一つは短い小説なのですが、非常に難解ですね(汗) 実は大学1~2年の頃、挑戦しましたが、 よくわからず、途中で挫折した記憶があります。 約20年ぶ…

村上春樹さん「雨天炎天」を読んでいます。

今日も道東方面は暑かったですね。道央方面は雨が降ってたと聞きました。 さて、先日ブログで書きました西加奈子さんの「白いしるし」を読み終え、 次は村上春樹さんのギリシャ・トルコ紀行文「雨天炎天」を読み始めました。 読みやすいので、昨日まで3分の…

西加奈子さん「白いしるし」を読み始める。

ここ最近、固い内容の投稿が続いてしまいましたが、 今日は久々に読んでいる本の投稿になります。 西加奈子さんの「白いしるし」という作品を 新潮文庫のキャンペーンで見かけたのをきっかけに 読み始めたところです。 西加奈子さんは最近(昨年?)直木賞受…