「恋はみずいろ」を聴きながら

北海道釧路市で不動産鑑定士をしております小原孝太郎と申します。普段の生活を中心に書いてます。

芥川龍之介「戯作三昧」を読んで

先日文春文庫から文庫化された又吉直樹さんの「火花」を読み終え、

巻末エッセイで登場した芥川龍之介の「戯作三昧」を読んでみることにしました。

実はこの作品、SNS上でお見かけした、ある方の書棚にあったので、

前から読んでみたいとは思っていましたが、

年末からの繁忙期を理由にしたり、他の本に目移りしたりといろいろあって(汗)、

いわゆる積ん読状態になってましたが、

これを機にあらためて読んでみたいと思ったのです。

 

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(全く関係ありませんが、まだ釧路の朝夕はまだ冷えるので、近所の銭湯にでも行ってゆっくり温まりたい・・・などと考えてしまいました)

 

この作品は結構著名だと思うのですが、実は学生時代もきちんと読んだことはなかったですが、小説家の滝沢馬琴を主人公としております。

「火花」では漫才師が主人公になっており、続けて芸術家といいますか、

表現する立場の人物が主人公となっており、

批判を受ける側だからこその悩みであったり、喜びが綴られておりました。

いろいろなことに煩わされつつも、最後に孫の言葉で救われるという結びで

この作品は終わるのですが、

これは別に芸術家・作家さん、芸人さんだけの話ではないように

思えてなりませんでした。どんなビジネスをしていても、

新しいことを始めたりする時には、批判、反論、中傷などはつきものです。

この本はちょっとそんな時に読むといい作品かもしれませんね。

この作品を読むきっかけをくれた「火花」の又吉さんには感謝しなければなりません(笑)

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(読書感想だけではないと思うのですが、表現者、作成者側にきちんと敬意を表するの礼儀かな~と思うのです)

 

ところで、最近、ある友人から「よく本(しかも私の場合、ビジネス書ではなく文芸・小説が多い)なんて読んでる暇があるな~」

と言われてしまったことがあります。

(その彼は公私とも私よりも非常に忙しい仕事をしているのでその言い分もわかるし、自分が環境的に恵まれているのもわかる)

でも、やっぱり文芸書を読むことで普段の仕事の突破口を見つけたりすることも

間違いない事実なので、この習慣は続けていこうと思っています。

 

 

 

 

 

 

いよいよ明日がリノベコンペ

 

このブログで何回か登場してきた、私がお手伝いをさせていただいている

「くしろリデザインプロジェクト」がいよいよ明日に迫りました。

一時は私なんかが役立つことなどないのではないかな・・・とも感じていたイベントでしたが、

今回、空物件をリノベーションするアイデアコンテストの準備を

手伝わせていただくに当って、本の少しだけなのですが、

お役に立てたことがあったことが嬉しかったです。

それは建物の間取り作成でした。

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(昨年購入した計測機械も密かに活躍してくれました!)

 

今回の物件は昭和30~40年代新築の建物だったので、

3物件中、2物件の建物現況図、間取りの図面が存在しない建物でした。

今回、間取りを取らせていただき、

コンテスト参加者の方々に共有させていただくことで、

ほんの少しですが、お役に立てたかなと思っています。

居候鑑定士時代から、仕事柄建物の間取りをとることが多くて、

鑑定評価書に附属資料として添付する作業をずっと続けてきましたが、

この経験がまさかこのリノベコンペのお手伝いで役立つとは思いませんでした。

 

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(いろいろ考えさせられることやメンバーの方々から教えられたことも多かったですが、いよいよ明日が本番です。)

 

今回この企画を先頭に立って進めていたメンバーの方々は、

すでに実際にリスクをとってリノベを企画運営している方や、

ITの第一線で活躍されている方だったので、正直気後れしていたところはあります。

今回ほんの少しだけですが、自分の役割を果たせたということで、

ちょっとほっとしています。

 

人口減少が続く地方都市の空店舗、空物件の問題は、

そう簡単に解決する問題ではなく、これからがまさに正念場だと思っていますが、

今回の企画が何か次につながってくれれば、とそう願っています。

明日、コンペに参加される皆さんの発表を聞くのが、本当に楽しみですし、多くの方に足を運んでいただきたいと思っています。

 

 

 

久々に月間発電量が400kwh超えた。

さて、今日で2月も終わりなので、

我が家の家庭用ソーラーパネルの発電量推移を投稿します。

今月のソーラーパネル発電量は久々に400kwh超えました!

但し、昨年より雪が多かったことを反映して、

冬季の3ヶ月間はすべて前年発電量を下回っています(涙)

 

プラス材料としては2年連続で400kwh超えです。

日照時間も少しずつ延びてきています。

まだ風は冷たく朝夕は肌寒いですが、釧路市内でも少しずつ春が近づいてますね。

 

平成28年3月  591.8kwh

     4月  507.0kwh

     5月  569.3kwh

     6月  406.7kwh

     7月  435.1kwh

     8月  396.3kwh

                  9月  341.0kwh(前年 410.8kwh、-17.0%)

              10月  485.4kwh(前年 470.5kwh、    +3.2%)

    11月  323.8kwh(前年281.1kwh、+15.2%)

    12月  228.8kwh(前年329.3kwh、-30.5%)

平成29年1月  278.4kwh(前年383.1kwh、-27.3%)

     2月  401.7kwh(前年449.6kwh、-10.6%)

「賃料評価の実際(改訂版)」が届いた

地元の本屋さんに頼んでいた田原拓治先生著の「賃料評価の実際」(改訂版)が、届いたとの知らせが昨日あって、本日お昼に受け取りに行って来ました。

改訂前の同著、田原先生(面識は全くないです)の鑑定コラムもいつも参考にしてきたので、今回の改訂版は絶対すぐに買おうと思ってました。

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価格評価に比べ、賃料評価を行う頻度は少ないのですが、この釧路根室地方で仕事をするようになって、賃料評価を行う機会は確実に増えた実感があります。(釧路根室地方は前職の胆振日高地方より借地慣行が多い土地柄なのかもしれません)

この種の専門文献は、該当案件にぶち当たった時ごとに、辞書のように使用することが多いのですが、こちらの本は、直近のトピックが数多く記載されてますので、きちんと最初から通読したいと思っています。

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ところで、実際に手に取ると改訂版すごく厚くなりました。賃料評価もこの10年でものすごくバージョンアップされてるのだなぁと感じずにはいられません。

又吉直樹さん「火花」の文庫化

五投稿連続で読書絡みのブログになります。

今週は村上春樹さんの「騎士団長殺し」が発売開始になりましたが、

文芸書はあたりはずれが大きいので、文庫本で買って読むことが割と多い私は、

(文庫本も一昔前より高くなった気もしますが、ハズレで積ん読状態になってもダメージが小さい(笑))

この2月に文庫化された又吉直樹さんの「火花」をチョイスして読んでみることにしました。ご存知の方も多いとは思いますが、この作品、文春文庫から出ています。実はミーハーな私は市内図書館で文藝春秋を借りて途中まで読んだのですが、その時は挫折してしまいました(恥)

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(ハードカバーとデザインは同じ)

改めて今日の朝方から読み始めていますが、何回か読まないと理解するのが難しい作品かもしれません。

三浦綾子さんの作品を読んだ後だからかもしれないけれど…)

芸人、漫才師というワードを自分の仕事に置きかえつつ、鑑定士を目指していた20代の頃を思い出して、丁寧に読んでいこうかなと思っています。


一年前の読書感想。

 

数あるSNSの中でも、FBを始めたのが私にとってのSNSデビューでした。

なので、一番歴史のあるデジタル発信ということになります(笑)

といってもたかだか一年程度の話なのですが・・・

 

今日、フェイスブックを開いて思ったことがあります。

今夜連日ブログで書いていた通り、三浦綾子さんの「泥流地帯」の

読書感想的な投稿・発信を行ったわけですが、

ちょうど一年前の2月23日も奇しくも「読んだ本の感想」と言う形で、

投稿していたのです。

(はるか遠くの記憶なので、正確には投稿していたようなのです)

それがタイムラインで表示され、私がスマホではなく、デジカメで撮影した、

開高健さんの「ベトナム戦記」の表紙が表示されているのが

何となく笑えてしまいます。あの本を読んでもう一年たったか、と言う気持ちやら、

懐かしい気持ちやら、この一年で同じような読書投稿で、

全く進化、成長がない(よくいえばブレてないと言いますか・・・笑)

そういった自分の客観的な投稿の傾向が見ることができるというのが、

非常に面白いと感じました。

自分にとっては、10代の頃から通じて、やはり読書という習慣は

切っても切れない存在なのかもしれませんし、

釧路の2月は寒いので

インドア生活を余儀なくされることとも関係しているのかもしれませんね。

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(今日読み終えました。正編より続編の方が救いがあるエンディングのように感じました)

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(おそらく開高さんの30代の写真ですね。平和な国の平和な時代に生まれて本当に良かったと思います。)

 

ところで、こう2冊並べて思うのは、

本当に震災や戦争、それらに付随する人身売買等と接点なく、

ここまで生活してきたことに感謝せねば、ということです。

そんなことを教えてくれた良書にめぐり会えて、本当に良かったと思います。

 

 

 

 

 

 

読書感想のブログを振り返って

過去のブログ記事タイトルを眺めながら思ったことを書きます。

ブログを読んでくださったことがある方はご存知だと思いますが、

私は普段から読書が趣味で、ブログでも読んだ小説、エッセイ等の感想を

つらつらと書いていることが多いのです。

読み終えた後の読書感想よりも、読んでいる最中の感想の方が、

メッセージ性の強くて、印象的で共感を得られる内容の

ブログを書けているのではないかな、と本日感じました。

(ちょっとした気づきです)

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(楽に読めるエッセイ、読み返せるエッセイ、食べ物・お酒ネタが結構好きです)

 

読後感よりも、その時その時の感情を伝える方が臨場感が

直感的で、後から自分で読んでも、比較的良い内容が多い気がします。

小学校の頃書いた読書感想文、あれは、いつも一冊の本全てを読み終えたときに

あらすじを書き、そしてそこで何を感じたかという流れが

定跡(今風にいえばマニュアル)だったように記憶しておりますが、

大人になって同じ書き方ではいけないかな~と思っています(笑)

これは私の傾向なのですが、

無意識的に綺麗にまとめようとしてしまうのかもしれませんね。それよりも

読中に感じたリアルな感情というものが、実はすごく大切なのかもしれません。